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医学论文

「医療用漢方小柴胡湯で10人が副作用死」ということに関する私見

1996年用日文发表于《JAPAN CHINA MEDICAL COMMUNICATION》第3期

今年3月に日本厚生省の「医療用漢方小柴胡湯で10人が副作用死」という調査リポートがマスコミで伝えられました。この出来事は日本各層の人々の間でも大きな反響があったようです。同時に中国の中医界でも注目されました。4月5日の「中国中医薬報」にはそれに関する中医専門家の見解が掲載されました。

漢方医学は「病める人間」を原点をすえ、発展をとげてきたという万古不易の医療の本質を具備している学問分野ですから、現在に至るまで日本国民の間で広い支持層を持っています。1995年の厚生省の調査によると、漢方薬剤を使って治療する疾患は順番どおりにならべると肝炎が第一で、肝炎治療に使われる小柴胡湯の服用量も生産額もトップです。これは言い換えれば、小柴胡湯で肝炎を直せることは漢方医学が日本に存在し、その真価を発揮する一側面だと思います。それゆえに、最近のはこれほど大きな反響を引き起こしたのです。

小柴胡湯は「傷寒論」によれば少陽を緩和する代表的な方剤で、足の少陽経にある疾患を直すときによく使われるものですから、少陽証のない疾患には小柴胡湯は効き目はありません。最近の?小柴胡湯事件?は表面的に見ると使い方の誤りによってもたらされたものと思われますが、実体から見れば、原因は二つあると思います。第一、漢方医学は完璧な理論体系に欠ける学問です。日本の漢方は先人達の苦労のおかげで、口訣という口ずさんで覚えるように作られる言葉があり、これに頼って処方すれば、かなりの効果があって、実用的ではありますが、残念ながら、完璧な理論体系がありません。ですから、学より術の要素が大きくて、腕の善し悪しが治療を左右することがおおきいのです。

第二、漢方医学の教育はうまく展開されていません。漢方医学は学でなく術だと言われています。名人芸的なところがあって、昔から若い医師が漢方をマスターするには、漢方の名医に弟子入りするしかなかったのです。今にいたるまで日本には漢方医科大学がありません。現在日本で漢方を本格的に研究する医師は医師の総数のわずか1%だと言われています。医師に対する漢方医学の教育よりも先に漢方剤だけが先行することになりますから、漢方剤の使い方の誤りによる無効の反応や悪い反応が出るのは当然だと思います。

漢方医学は病人そのものを健康な人することを究極の目的にしている学問です。「傷寒」などの古典の基礎の研究を積んだ後は常にそれに縛られることなく、完璧な理論体系を構築することが当面急がれているのです。当時に漢方剤の普及よりも医師に対する適切な漢方医学の教育を施す設備と環境の充実も大切なことです。漢方医師の養成するために、漢方医科大学を設立して、学生に教えるための教材を整備するほうがよいと思います。日本人は器用的な民族ですから、実地に工夫をこらして漢方医学の発達させるにちがいありません。

 

     

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