一般解剖学

系統解剖学



最終更新日: 12/05/18

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Urinary system(泌尿器系)Systema urinarium ひにょうきけい

[A08_0_00_000] →(尿の生成とその排出を行う器官系で排泄器とも呼ばれる。栄養分の燃焼によって生じる分解産物のうち、炭酸ガス以外の物質(主として含窒素化合物)を尿として体外に出す。泌尿器の主体は腎臓で、尿はそのなかで生成されるが、それに尿管・膀胱・尿道などの尿路が付属している。)

Ureter(尿管)Ureter にょうかん Feneis: 156 19

[A08_2_01_001] →(尿管は全長約25~27cmで、上半分は腹腔内を走り腹部といわれ、下半分は骨盤内にあり骨盤部といわれる。腎盂につづき、腎臓から膀胱に至る管。輪層と縦層の平滑筋に囲まれた移行上皮によって裏打ちされ、外部は外膜でおおわれている。腎門の内下側から出て、大腰筋の前面を斜めに内下方に向かい、精巣(卵巣)動脈の後ろで、これと交叉して下行する。第四腰椎の高さで、総腸骨動・静脈の前を横切って骨盤内に入る。ついで、骨盤の側壁に沿って走り、最後に前内方にまたがって骨盤邸の上面を走り膀胱に開く。尿管はつぎの3箇所にやや細い狭窄部をもつ。すなわち、1.腎盂から尿管への移行部(上端部)、2.腹部から骨盤部への移行部(この部は総腸骨動・静脈と交叉し、尿管は腹膜と癒着している、3.膀胱壁を貫く部(尿管は膀胱壁を斜めに貫き、長さは約2cm)の3箇所である。)

右の腎盂と尿管 レントゲン写真,いわゆる腎盂像.

尿管(腹腔部)37才の男 横断 Böhm(モルモットで)とK. W. Zimmermann(ネコとイヌで)によるとこれらの細胞は多数の深刻な高まりを側方にもっていて,たがいにかみ合っており,そのため表面はきわめていりくんだ様子をしている(図249 c).

Abdominal part of ureter(腹部;腹腔部(尿管の))Pars abdominalis ureteris ふくぶふくくうぶ(にょうかんの) Feneis: 156 20 [A08_2_01_002]

Pelvic part of ureter; Pelvic ureter(骨盤部(尿管の);骨盤尿管)Pars pelvica ureteris こつばんぶ(にょうかんの) Feneis: 156 21 [A08_2_01_003]

Intramural part of ureter(壁内部(尿管の))Pars intramuralis ureteris へきないぶ(にょうかんの) [A08_2_01_004]

Adventitia of ureter(外膜(尿管の))Tunica adventitia ureteris がいまく(にょうかんの) Feneis: 156 22 [A08_2_01_005]

Muscular layer of ureter(筋層(尿管の))Tunica muscularis ureteris きんそう(にょうかんの) Feneis: 156 23 [A08_2_01_006]

Ureteric mucosa; Mucous membrane of ureter(粘膜(尿管の);尿管粘膜)Tunica mucosa ureteris ねんまく(にょうかんの) Feneis: 156 24

[A08_2_01_007] →(粘膜とは、体内の器官を被う面のうちで、体の外表につながるような面に対して与えられる名称である。そのような粘膜は、上皮epitheliumとこれを直下で支える結合組織(固有層と称する)との2つの基本要素からなる。固有層を作る結合組織の中には、ときに平滑筋層が存在するが、そのさいにはこの平滑筋層のことを粘膜筋板とよぶ。粘膜が表面に粘液を分泌する場合としない場合とがある。)


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