足の太陰脾経


足の太陰脾経は21個の経穴から構成されています。
足の陽明胃経の脈を受けて第1趾内側爪根部から始まり、内果の前、脛骨内側縁、大腿内側、腹部、側胸部に至り、手の少陰心経に続く。
隠白大都太白公孫商丘
三陰交漏谷地機陰陵泉血海
箕門衝門府舎腹結大横
腹哀食竇天谿胸郷周栄
大包

隠白いんぱく

部位第1趾内側爪根部
主治腹部膨満感・月経過多症
参考脾経の井穴。
知覚過敏であるから気付けに用いる。
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大都だいと

部位第1中足指節関節の前内側
主治足の冷え感・腹部膨満感
参考脾経の栄穴
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太白たいはく

部位第1中足指節関節の後内側
主治食欲不振・便秘・腹痛
参考脾経の原穴・兪穴
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公孫こうそん

部位太白の後方1寸で太白と舟状骨突出部の中間
主治食欲不振・腹痛・母趾麻痺
参考脾経の絡穴・八総穴
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商丘しょうきゅう

部位内果と舟状骨突出部の間
主治足関節炎・リウマチ
参考脾経の経穴
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三陰交さんいんこう

部位内果の上方3寸の脛骨内側縁で後脛骨筋の前
主治月経不順更年期障害陰萎症足の冷え感などの特効穴
参考各種婦人病には照海と併用する。
更年期障害には陰陵泉と併用する。
足の冷え感には行間と併用する。
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漏谷ろうこく

部位内果の上方6寸で脛骨内側縁
主治腹部膨満感・消化不良
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地機ちき

部位内果の上方8寸で脛骨内側上顆の下方5寸
主治糖尿病特効穴
参考脾経のゲキ穴
糖尿病には脾兪と併用する
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陰陵泉いんりょうせん

部位脛骨内側上顆の直下
主治更年期障害・腰痛・膝痛
参考脾経の合穴。
更年期障害には三陰交と併用する。
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血海けっかい

部位膝蓋骨内上角の上方2寸で大腿直筋と内側広筋の間
主治月経不順子宮出血などの特効穴膝関節炎
参考本穴は血の海で気海は気の海であり共に重要な関係にある。
血液に関係する疾患には膈兪(八会穴の血会穴)と併用する。
本穴は出血の名穴で命門は止血の名穴である。
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箕門きもん

部位膝蓋骨内上角の上方8寸で大腿直筋と縫工筋の交差部
主治大腿神経痛・鼠径部痛
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衝門しょうもん

部位曲骨の外方3寸5部で鼠径靭帯の動脈拍動部
主治大腿神経痛・腹部の冷え
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府舎ふしゃ

部位衝門の上方7部
主治腹痛・便秘
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腹結ふっけつ

部位陰交の外方3寸5分でやや下
主治腹痛・便秘・下痢
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大横だいおう

部位臍の外方3寸5分
主治同上
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腹哀ふくあい

部位建里の外方3寸5分
主治腹痛・食欲不振
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食竇しょくとく

部位第5肋間で中庭の外方6寸
主治胸痛・肋間神経痛
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天谿てんけい

部位第4肋間でダンチュウの外方6寸
主治同上
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胸郷きょうきょう

部位第3肋間で玉堂の外方6寸
主治同上
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周栄しゅうえい

部位第2肋間で紫宮の外方6寸
主治同上
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大包だいほう

部位中腋窩線上で腋窩の下方6寸
主治同上
参考脾の大絡

取穴方法 経穴索引 用語解説 外字データ
[付記事項]
本文の記載内容はあくまで参考ですのでマッサージなどに使用する際は自己責任で行ってください。更に内容を理解したい肩は専門書を参考にしてください。
当HPの記載内容がお役に立てれば幸いです

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