督脈


督脈は27個の経穴から構成されています。
督脈の経穴は全て体の正中線上にあります。督脈は「陽の海」といわれ、全ての陽に属する経絡を統括している
WHOでは[中枢]を加え28穴としている。
長強腰兪陽関命門懸枢
脊中筋縮至陽霊台神道
身柱陶道大椎アモン風府
脳戸強間後頂百会前頂
シンエ上星神庭ソリョウ水溝
兌端齦交

 
 

長強ちょうきょう

部位尾骨先端と肛門の間
主治痔核痔瘻脱肛特効穴
参考督脈の絡穴。
痔疾に刺鍼する際は尾骨の前面に沿って刺入し留置すると良い。
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腰兪ようゆ

部位仙骨裂孔の陥凹中
主治腰痛・腰部冷感
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陽関ようかん

部位第4腰椎棘突起の下
主治腰痛・下肢の神経痛
参考本穴に圧痛があるときは小骨盤腔内臓か下肢に障害があるとされる。
別名:腰陽関
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命門めいもん

部位第2腰椎棘突起の下
主治腰痛・全ての出血
参考本穴は止血の名穴で血海は出血の名穴である。
奇穴の竹杖の穴は本穴に当たるといわれる。
別名:竹杖
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懸枢けんすう

部位第1腰椎棘突起の下
主治腰痛・胃腸疾患
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脊中せきちゅう

部位第11胸椎棘突起の下
主治脊髄炎
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筋縮きんしゅく

部位第9胸椎棘突起の下
主治背部痛
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至陽しよう

部位第7胸椎棘突起の下
主治背部痛・腎炎
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霊台れいだい

部位第6胸椎棘突起の下
主治喘息・咳嗽
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神道しんどう

部位第5胸椎棘突起の下
主治精神的安定
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身柱しんちゅう

部位第3胸椎棘突起の下
主治疳虫症吐乳症特効穴
参考別名:チリゲ
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陶道とうどう

部位第1胸椎棘突起の下
主治頭重・眩暈
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大椎だいつい

部位第7頸椎棘突起の下
主治鼻カタル・鼻出血
参考急性鼻カタルには灸30壮または留置鍼がよいとされる
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あもん 部位項窩の中央で後髪際の5分上(第1頸椎と第2頸椎の間になる)
主治脳卒中高血圧による言語障害の特効穴
参考本穴の刺鍼は延髄に接触する可能性があるので注意を要する
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風府ふうふ

部位外後頭隆起と後髪際の中間
主治鼻出血・風邪特効穴
参考風邪の際は風門風池とともに反応が強く現れる
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脳戸のうこ

部位外後頭隆起の上の陥凹
主治頭痛・脳充血
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強間きょうかん

部位脳戸の上1寸5分
主治頭痛・脳充血
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後頂ごちょう

部位強間の上1寸5分
主治頭痛・脳充血
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百会ひゃくえ

部位頭頂部正中線上で左右の耳を結んだ所
主治肛門疾患・全ての脳疾患特効穴
参考多壮灸を禁じる。
小児は骨の発育が不完全だから注意する
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前頂ぜんちょう

部位百会の前方1寸5分
主治同上
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しんえ 部位冠状縫合部(大泉門)で前頂の前方1寸5分
主治不眠症・蓄膿症
参考小児7才以下は禁灸
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上星じょうせい

部位冠状縫合(大泉門)と前髪際の中間
主治頭痛・脳充血
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神庭しんてい

部位前髪際の後方5分
主治頭痛・脳充血
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そりょう 部位鼻尖の中央
主治鼻出血。あまり使わない
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水溝すいこう

部位鼻中隔直下
主治人事不省
参考指端と同じく知覚過敏だから気付けに用いる
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兌端だたん

部位上唇中央で皮膚と粘膜の境
主治顔面神経麻痺。あまり使わない
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齦交ぎんこう

部位口の中で上歯肉の上際
主治歯肉炎。あまり使わない
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取穴方法 経穴索引 用語解説 外字データ
[付記事項]
本文の記載内容はあくまで参考ですのでマッサージなどに使用する際は自己責任で行ってください。更に内容を理解したい肩は専門書を参考にしてください。
当HPの記載内容がお役に立てれば幸いです

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